
布ソファの食べこぼしは、乾いたくずと液体を分けて扱うのが出発点です。くずを濡らして生地へ押し込まず、液体は洗剤を足す前に吸い取ります。さらに、毛足のある張地と、外して洗えるカバーでは適した方法が違います。ご自宅の製品表示を確認してから、次の3つのコツを試してください。
座面の境目や縫い目へ掃除機のノズルを当て、食べかすを回収します。太い糸の織り目にほこりが残る場合は、柔らかいブラシで軽くゆるめてから吸い取る方法があります。ニトリも、このような生地ではブラッシングを勧めています。
ノズルやブラシを押し付けず、生地が毛羽立たない範囲で進めます。毛足の長い生地は、仕上げに毛並みをそろえると、拭いた部分だけ向きが違って濃く見える状態を減らせます。毛が抜ける、織り糸が引っ掛かる場合は、その道具を使い続けません。

飲み物は清潔で吸水性のある布を当て、まず水分を吸い取ります。汚れた面は替え、横へこすって広げないようにします。その後も残る汚れには、張地の指定に合う方法を選びます。
中性洗剤による拭き取りが認められた張地では、薄めた洗剤を柔らかい布に含ませて絞り、汚れを軽くたたくように取ります。サンゲツは一般的なファブリックでこの方法を案内しています。カリモクは毛足のある布の手あかなどについて、毛並みに沿う拭き方を案内しています。生地の種類を無視して同じ方法で強くこすらないことがポイントです。
洗剤を使う前には目立たない所で色落ちを確認し、内部のクッションまで濡らさない量で処理します。別のきれいな布で洗剤分を取り、吸水性のある布で水分を回収して自然乾燥させます。毛足が戻らない生地もあるため、乾いてからの風合いも確認してください。

ファスナーがあることと、家庭で洗えることは別です。取り外し可能・水洗い可能の両方を表示で確認します。カリモクは、洗う際のファスナーを閉じ、面ファスナーはオスとメスを合わせるよう案内しています。留め具が露出したまま洗うと、生地を引っ掛けたり縫製を傷めたりするためです。
固定された張地に洗えるカバーの方法を流用せず、乾燥や再装着も製品の指定に従います。汚れが広い、輪染みが残る、詰め物まで液が入った場合は、何度も濡らす前にメーカーや布張り家具の清掃先へ相談してください。家庭での表面清掃で取れる範囲を超えている可能性があります。
ご家庭で落とし切れない住まいの汚れは、緑風舎のハウスクリーニングへご相談ください。


