
洗濯機の側面や防水パンにたまる繊維くずは、濡らすと布や隅へ貼り付きます。一方、液だれした洗剤は乾いた道具だけでは取れません。ほこりは乾いたまま回収し、液だれは拭き取る。汚れを分け、洗濯機を動かさずにできる3つの方法を紹介します。
運転を止め、説明書どおりに電源を切ってから作業します。本体の下へ手を入れず、見えるホースや配線に当たらない範囲で、細いすき間用ブラシを使います。ほこりを排水口へ掃き込むより、道具に絡めて手前へ引き出す方が回収しやすくなります。
アズマ工業の洗濯機用ブラシ「BA704」では、ブラシに市販の深型ストッキングタイプの水切りネットを付ける方法を案内しています。繊維くずをネットごと回収でき、ブラシから毛を外す手間を減らせます。この工夫は対応するブラシの使用手順に従い、ここでは本体の下や側面のすき間だけに使います。乾燥経路ではネット使用不可です。見えない機器内部へ道具を入れないでください。

乾いたくずは細いブラシや掃除機のノズルで先に回収します。掃除機は水や湿った泥を吸える機器でない限り、乾いた汚れだけが対象です。防水パンの隅に残るべたつきは、その材質で水拭きできることを確認し、固く絞った柔らかい布で取ります。
洗剤や柔軟剤の液だれに、別の洗剤を足して流す必要はありません。まずきれいなぬれ布で回収し、布をすすぎながら残りを取ります。取れない場合は防水パンの指定に合う方法を選びます。棚の容器をトレーへ移しておくと、容器の底と棚へ広がった液だれも続けて確認できます。

本体外側は柔らかい布で拭き、落ちない汚れだけ説明書で認められた洗剤を使います。パナソニックのNA-FW100S2の説明書では、ひどい汚れに台所用中性洗剤を案内し、クレンザーやアルコールなどを使わないよう指定しています。別機種でも、使える洗剤は手元の説明書で確認してください。
洗剤を本体へ直接スプレーせず、布へ付けて汚れを取り、洗剤分と水気を除きます。とくにふたや操作部へ付いた洗剤・柔軟剤は、印字や樹脂を傷める原因になるため、絞った布で回収します。濃縮液体洗剤を原液のまま外装の汚れ取りへ使わないでください。
届く範囲の清掃で終え、本体を傾けたりホースを外したりしません。排水口が本体の下に隠れる場合や、掃除後も排水不良・水漏れがある場合は、移動を伴う点検・清掃を設置業者やメーカーへ相談してください。
ご家庭で落とし切れない住まいの汚れは、緑風舎のハウスクリーニングへご相談ください。


