
引き出しの隅の粉やパンくずは、ぬれ布で拭くと貼り付きます。油や調味料のべたつきは、乾いたブラシでは残ります。さらに、取り外せるトレーにも丸洗いできない物があります。一段ずつ、くずの回収、汚れの拭き取り、乾燥まで終える3つのコツです。
一段分の中身を別のトレーへ移し、説明書で外せる仕切りだけを外します。隅にたまったくずを柔らかい小さなブラシでゆるめ、手前で回収します。LIXILはキャビネット・引き出しの隅のゴミをブラシで取る方法を案内しています。
仕切りの下に残った細かい粉を先に取れば、後の水拭きで隅へ押し固めるのを減らせます。引き出し本体を外す必要がある場合は、機種の着脱方法を確認します。レールへ水を流したり、動きが重いからと潤滑部分を自己流で洗ったりしないでください。

水拭きで残る汚れには、その面で使える住宅・家具用中性洗剤などを柔らかい布へ付けて処理します。LIXILは、流水で洗えない部位では食器用洗剤が残りやすいとして、洗剤の種類を区別しています。食器洗いの洗剤を何にでも使うより、拭き掃除できる用途かを表示で選ぶのがポイントです。
汚れを取ったら、別の固く絞った布で洗剤分を回収し、乾いた布で水分を拭き上げます。表面がべたつく間は、強い洗剤を追加する前に、きれいな布で拭き取って乾いた状態を確認します。木質部材の継ぎ目や傷へ液をためないでください。

「外せるから水洗いできる」とは限りません。LIXILのスマートトレーは、裏面のローラーの動きが悪くなるおそれがあるため丸洗い不可です。一方、パッとポケットは外して洗えると案内されています。製品名と説明書で区別し、丸洗いできない物は拭き掃除にします。
同社のトレーやポケット類は、熱湯消毒も変形のおそれから禁止されています。汚れが気になる場合でも熱湯を足さず、認められた洗剤と温度で洗い、隅や裏面まで水分を取ってから戻します。
一段を最後まで仕上げれば、乾き待ちの部品と未清掃の部品が混ざりません。物を戻す前に、調味料容器の底も拭き、引き出しと容器の両方が乾いていることを確認します。掃除した底面へ、容器から汚れを戻すのを防げます。
ご家庭で落とし切れない住まいの汚れは、緑風舎のハウスクリーニングへご相談ください。


