
油汚れを拭いた後、別の場所までべたつくのは、布が拾った油を戻している場合があります。汚れをゆるめる工程と、浮いた油を回収する工程を分けると、同じ場所をこする回数を減らせます。キッチンの壁・レンジフード外側など、拭き掃除できる面を対象にした3つのコツです。
薄い油はねには、その面で使用できる中性洗剤やキッチン用クリーナーを布へ含ませて拭きます。コンロは火を消して冷まし、電気部品へ液が入らないようにします。塗装面、アルミ、天然石などは、洗剤の対象素材と設備の指定を確認してください。
固着した油には、使用できる専用洗剤の指定時間を利用します。塗ってすぐ力任せに拭くより、洗剤が働く時間を取る方法です。花王は、マジックリン ハンディスプレーを使用できる五徳などのひどい油汚れには、5分ほど置く方法を案内しています。この時間を別の洗剤や塗装面へ流用せず、乾かして放置もしません。

柔らかい布を二度折って四つ折りにし、汚れを拭き取ります。一度油を拾った面は折り返し、次の面を使います。布に汚れが移らなくなるまで、全面を一枚で往復するより、小さな区画を順番に仕上げる方が油を広げにくくなります。
べたつきの強い油は、使用できる面なら布の前にペーパーで回収する方法もあります。布へ大量の油を吸わせずに済み、後のすすぎを減らせます。表面が傷つきやすい面は柔らかい布を選び、ペーパーや布で強く磨かないでください。

油を取った布を軽くすすぐだけで仕上げに使うと、油や洗剤が戻る場合があります。洗剤用とは別のきれいな布で、製品の指示に従って水拭きし、最後に水分を取ります。二度拭き不要とされる製品は、その表示に従ってください。
乾いた後、斜めから光を当てて筋を確認します。水拭きで改善する筋なら、洗剤を追加するより、きれいな布での回収を続けます。適切な洗浄でも変わらない固い黒い跡や光沢の差は、焦げ・変色・表面の傷みも考え、刃物で削らず次の指定方法を確認してください。
ご家庭で落とし切れない住まいの汚れは、緑風舎のハウスクリーニングへご相談ください。


