
この記事の要点
加湿器タンク掃除は、水を継ぎ足さず、残り水を捨てて入れ替える。
電源を切り、水洗いできるタンクだけを外す。
洗剤やクエン酸の使い方は機種ごとに確かめる。
加湿器タンク掃除をしてから使おうと思いながら、しまっていた加湿器をそのまま出していませんか。空気の乾燥が気になる11月は、水を入れる前にタンクの中を一度確かめておくと安心です。
毎日すべての部品を洗うのは大変でも、水替えと一緒にできるお手入れなら続けやすくなります。ここでは、水道水を使う一般的な家庭用加湿器のタンクを中心に、手間を増やしにくい方法を紹介します。
まず運転を止め、電源プラグを抜きます。スチーム式など熱くなる機種は十分に冷めてから。タンクの取り外し方と、水洗いできる範囲を説明書で確かめてください。給水口やキャップの構造は、機種によって異なります。
本体を水洗いできるとは限りません。シンクへ運ぶのは取り外したタンクだけにして、電気部分は水場から離しておくと、うっかり濡らすことを防げます。濡れた手でプラグを扱わないことも大切です。
毎日の給水では、残っている水を捨て、タンクを水ですすいでから新しい水道水に入れ替えます。少なくなった分だけの継ぎ足しで済ませないようにしましょう。水の種類も説明書の指定を守り、香料や除菌剤などを自己判断で加えないでください。
水替えに使う場所を一つに決め、タンクを置く乾いた布を先に用意しておくと、台を拭き直す手間が減ります。キャップは転がりにくい所へ置き、パッキンを無理に外したり引っ張ったりしないように扱います。

手が入りにくいタンクに、硬いブラシを無理に押し込む必要はありません。たとえばパナソニックの案内では、口が小さいタンクは水を入れてキャップを閉め、2〜3回振り洗いする方法が示されています。お使いの機種でも認められているか確認してから取り入れてください。
キャップを確実に閉め、両手で支えられる量の水で穏やかに扱います。外側についた水は布で拭き、持ち運ぶときに滑らないようにしましょう。汚れが残る場合も、先の尖った道具で削らない方が安心です。
白い付着物やにおいが気になるときは、説明書のタンク用のお手入れ方法を確認します。クエン酸や専用洗浄剤を使える機種でも、使う部品、濃度、時間、すすぎ方が決まっています。フィルター用の方法をタンクへそのまま流用しないでください。
洗浄剤同士は混ぜず、指定された一種類だけを使用します。洗剤を入れたまま通常運転することも避け、説明書で必要とされるすすぎを済ませてから戻します。ひび割れや水漏れは掃除では直せないため、使用を控えてメーカーへ相談してください。

加湿器タンク掃除と、トレーやフィルターの掃除は分けて考えます。毎日水替えをしていても、他の部品のお手入れが不要になるわけではありません。説明書にある頻度をカレンダーなどへ控えておけば、毎回調べ直さずに済みます。
久しぶりに使うときは、水が触れる部品の汚れやにおいも確認しましょう。落ちないにおいや異常が続く場合は、洗浄を繰り返すより、交換部品や点検の必要性をメーカーへ尋ねる方が確実です。
朝の給水など、普段の動作と加湿器タンク掃除をつなげておくと忘れにくくなります。まずは残り水を捨て、水ですすぐところから。機種に合う方法を決めておくことが、余分な洗剤や道具を買わずに続ける工夫にもなります。
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