
洗ったのに裾の黒ずみが残る、ひだが崩れる、干してもシワが取れない。カーテン掃除は、洗剤の量よりも「汚れのある場所を先に処理する」「ひだを保って洗う」ことで仕上がりが変わります。水洗いできる布カーテンを対象に、洗う前に決めておきたい3つの工夫を紹介します。
カーテン全体が同じように汚れているとは限りません。サンゲツは、ひだの山やタッセルで束ねた部分にほこりがたまりやすいと案内しています。まずその部分と裾を広げ、乾いたほこりを取り除きます。生地を傷めるほど強くたたく必要はありません。
洗濯表示で水洗い可能と確認でき、汚れがひどい場合は、つけ置きしてから洗う方法があります。サンゲツの取扱説明書では30〜40℃程度で30分〜1時間が目安です。ただし表示の上限温度と生地の指定を優先し、低温指定なら温度を上げません。水洗い不可、色落ち、劣化がある生地は家庭でのつけ置きの対象外です。

フックを外したら、ひだの山と谷に沿って交互に折る「屏風だたみ」にします。丸めて押し込むより、形を保ったまま洗いやすくなります。折った状態を洗濯ネットに入れ、表示に合う弱いコースを選び、他の衣類とは分けて洗います。
手洗い表示の物は洗濯機に入れず、やさしく押し洗いします。もみ洗いはシワの原因になるため、汚れが残るからと生地同士を強くこすり合わせないでください。厚いドレープを詰め込んで水流が届かない場合は、枚数を分けます。

長い脱水で付いたシワは、干すだけでは戻りにくくなります。サンゲツのウェブ案内は30秒以内を目安にしています。製品の指示があればそれを優先し、脱水をかけすぎないことがポイントです。
元のレールで干せる製品なら、レールと窓枠のほこりを拭いてから戻し、縫い目とひだを整えます。濡れた布の重みを使って形を整えるので、乾いてからアイロンをかける手間を減らせます。レールの強度が足りない物や重い生地は別の干し方にし、床への水滴を受けて換気します。屋外なら陰干し、乾燥機は製品表示で可否を判断してください。
ご家庭で落とし切れない住まいの汚れは、緑風舎のハウスクリーニングへご相談ください。


