冬になると、室外機のアルミフィン(熱交換器)が白く霜で覆われることがあります。これは暖房運転中に外気の湿気が急激に冷やされ、霜として付着する現象で、エアコンにとってはよくある状態です。
ただし、霜が厚くなりすぎると、空気をうまく取り込めなくなり、暖房効率が大きく低下してしまいます。エアコンは室内側を温めるために外気から熱を集めていますが、霜が邪魔をすると熱交換がうまくいかず、部屋が暖まりにくくなるだけでなく、電気代もムダに上がってしまいます。
エアコンには自動で霜取り(デフロスト)を行う機能がありますが、霜が厚すぎる場合は解消しにくく、暖房が止まったり、温風が出るまでに時間がかかるなどのトラブルにつながることもあります。
室外機は、背面や側面から空気を吸い込み、前面や側面から空気を吐き出す構造になっています。そのため、風の通り道がしっかり確保されていることがとても重要です。
冬場によく見られるのが、落ち葉がからまって詰まっていたり、物を収納するために室外機の周囲に荷物を置いてしまった結果、空気の流れが悪くなっているケースです。
室外機の吸排気が妨げられると、熱交換の効率が大きく落ち、暖房能力が下がるだけでなく、エアコン内部に負荷がかかり故障の原因となることもあります。
室外機は屋外にあるため、土埃・落ち葉・花粉・糸くず・蜘蛛の巣など、さまざまな汚れが付着しやすい環境にあります。ファン部分にゴミが絡んだり、アルミフィンにホコリが積もると、吸い込む空気量が減り、暖房効率が低下してしまいます。
家庭でできるお手入れとしては、以下のような作業が効果的です。
ただし、アルミフィンは非常にデリケートなため、強くこすると曲がるおそれがあります。内部を細かく掃除する必要がある場合は、無理をせずプロへ依頼することをおすすめします。
冬本番を迎える前に、室外機の状態をチェックしておくことは非常に重要です。点検項目としては次のようなポイントがあります。
これらを確認することで、暖房の効きが悪くなる原因や、停止・霜取りの頻発といった冬のトラブルを未然に防ぐことができます。エアコンの効率が落ちると電気代にも影響するため、暖房シーズン前の点検はとても大切です。
冬の暖房効率は、室外機をどれだけ良い状態に保つかで大きく変わります。以下のポイントを押さえておくと安心です。
室外機はエアコンの心臓部といえる大切な装置です。日頃から少し意識するだけで、暖房の効きや電気代が変わり、快適な冬を過ごすことができます。
室外機の状態は、外側から見ただけでは分からない部分も多く、内部の汚れや部品の劣化が進んでいるケースもあります。暖房の効きが弱い、霜取りが頻発する、異音がするなどの症状があれば、プロによる点検を受けることで原因を早期に特定できます。
緑風舎では、高槻市・茨木市を中心に北摂地域でエアコンの点検とクリーニングを行っております。室外機のメンテナンスも含め、お客様のご家庭に合った最適な方法でサポートいたします。
冬の快適な暖房を維持するためにも、一度室外機の状態を見直してみませんか。ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。
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