エアコンを使っていると、室内機からポタポタと水が垂れてきたり、すっぱいようなニオイが気になることはありませんか。原因のひとつが、室内機から外へ結露水を流す「ドレンホース」の中に溜まったカビや汚れです。見えない場所ですが、一度詰まってしまうと水漏れやカビ臭の原因となり、ご家庭の快適さを大きく損ねてしまいます。
この記事では、実際にエアコンのドレンホースから取り除いたカビ汚れの写真も交えながら、どんな悪影響があるのか、そしてどのようなタイミングで清掃や専門クリーニングを検討すべきかを分かりやすくご紹介します。
エアコンは、部屋の空気を冷やしたり除湿するときに大量の結露水を発生させます。この水を室外へ安全に排出するのが、細い配管状の「ドレンホース」です。普段はあまり意識されませんが、常に水分が流れているため、ホースの内側は湿った状態が続きます。
湿気に加えて、フィルターをすり抜けたホコリや皮脂汚れ、ペットの毛、外から入り込んだ砂や土などが少しずつ付着し、そこにカビやバクテリアが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。冷房シーズンの使用頻度が高いご家庭ほど、ドレンホース内部の汚れは想像以上に溜まりやすくなります。
ドレンホースの中にカビやスライム状の汚れが溜まってくると、次第に水の通り道が狭くなります。そのまま放置すると、最終的にはホースが詰まり、エアコン内部に結露水が逆流してしまうことがあります。
すると、室内機から水がポタポタ垂れて壁紙や床が濡れてしまったり、内部の金属部品が錆びて故障の原因になることも。また、ドレンホースや室内機の中で増えたカビや雑菌が空気中へ拡散されると、嫌なニオイの発生や、衛生面の不安にもつながります。
とくに小さなお子様やご高齢のご家族と一緒にお住まいのご家庭では、エアコンの風をできるだけ清潔に保つことが大切です。
下の写真は、実際にエアコンのドレンホースが詰まり、水の流れが悪くなっていたお宅で清掃を行った際に取り除かれた汚れです。ホースの中にへばりついていたカビやスライム状の汚れが、かたまりになって出てきました。
一見すると少量に見えますが、細いドレンホースの内側をほぼふさいでしまうほどのボリュームがあります。これだけの汚れが溜まると、水は細い隙間を縫うようにしか流れず、冷房運転中の排水能力が追いつかなくなってしまいます。
こちらはドレンホースの途中に設置された透明のトラップ内にたまっていた汚れの様子です。本来なら透明部分から水の流れが確認できますが、カビ汚れがへばりつき、黒っぽく変色しているのが分かります。このような状態になる前に、定期的な点検と清掃で予防しておくことが大切です。
「うちは大丈夫かな?」と心配になったときは、次のようなポイントを一度チェックしてみてください。
こうしたサインがあれば、ドレンホースの内部で汚れがたまり始めている可能性があります。市販のドレンホースクリーナーやポンプを使って、ホース内の水と汚れを一度吸い出してあげるだけでも、つまりの予防に効果的です。
ドレンホースの清掃だけでなく、エアコン内部のアルミフィンや送風ファンにカビやホコリが広がっている場合は、専門業者による分解高圧洗浄が効果的です。内部までしっかり洗浄することで、ドレンパンや排水経路にたまった汚れも一緒に流し出すことができます。
次のような症状がある場合は、一度プロによるエアコンクリーニングをご検討ください。
内部の汚れをリセットしておくことで、エアコン本来の性能が発揮されやすくなり、冷暖房効率のアップや電気代の節約にもつながります。
エアコンのドレンホースは、普段なかなか目にすることのない場所ですが、カビや汚れが溜まることで水漏れやニオイなどさまざまなトラブルを引き起こします。とくに長くお使いのエアコンや、ペットと一緒に生活されているご家庭では、定期的な点検と清掃がとても大切です。
エアコンクリーニングの緑風舎では、高槻市・茨木市を中心に北摂地域のご家庭や店舗さまを対象に、エアコン内部とドレンホースまわりの状態をしっかり確認しながら丁寧にクリーニングを行っています。「最近水の流れが悪い気がする」「一度しっかりリセットしておきたい」と感じたときは、どうぞお気軽にご相談ください。
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