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自動掃除機能付エアコンは３年でカビだらけ！

今やエアコンは、一家に一台ではなく一部屋に一台の時代。昔はシンプルな冷暖房のみのタイプだったものが、今では「イオン」「プラズマクラスター」「除湿機能」「換気機能」「加湿機能」など、エアコンとしての機能以外に付加価値を付けて開発され販売されています。

さらにここ最近は、エアコン本体が自動でお掃除をしてくれる「フィルター自動掃除機能付きエアコン」をどこのメーカーも主力商品として販売しています。

お店に行けば、販売店の店員さんがニコニコな笑顔でこうささやいてきます。

このように自信満々にセールスをされると、本当に凄い能力を持ったエアコンが発売されたんだ！と錯覚してしまいますが、本当のところはフィルターを掃除する機能であって、その他の内部はまったく掃除をしていないのです。（一部熱交換器を掃除するタイプもあります）

そして購入されたほ方の多くがこのように誤解されています。

・エアコンを丸ごと掃除をしていると思った。
・業者によるメンテナンスは不要だと思った。

自動掃除機能付きエアコンのデメリット

フィルターだけでも自動で掃除してくれるんだから良いよね！という考えも間違いではないですが、デメリットもそれなりに多くあります。

①エアコン本体代が高い
ノーマルエアコンに比べて1,5倍～数倍高くなる。

②業者による掃除代が高い
フィルターを掃除する機械（ユニット）をきちんと分解して作業をする業者の場合、およそ一万円ほどの追加料金がかかる。
※ユニットを分解しないと、熱交換器（アルミフィン）の部分はもちろん、ユニットも満足のいく掃除が出来ません。

③フィルター掃除も不完全
キッチンの近くやタバコを吸うお部屋などは油分を含んでいるため汚れが取れない。

④本体内部の掃除機（機械）が汚れる
フィルターを掃除するために取り付けられた機械が汚れるという本末転倒な話。

⑤複雑な構造なためトラブルが起きやすい
配線や基板など複雑な部品が多くついているので故障を起こしやすい。

自動掃除機能付きエアコンの内部写真

実際、フィルター自動掃除機能付きエアコンの内部はどのようになっているのかをご覧ください。

■その１

使用年数3～5年の自動掃除機能付きエアコン

■その２

3年前にダスキンさんでお掃除をしたエアコンです。

【緑風舎による分解洗浄前】

【緑風舎による分解洗浄中】

【緑風舎による分解洗浄後】

エアコンはノーマルタイプをオススメ

掃除機能付きと言われているエアコンは、一般的にフィルターを掃除する機能です。フィルターを掃除する為だけに高いお金を出してエアコンを買う必要があるでしょうか？

高い所に上るのが困難なご高齢者には便利な機能かもしれません。しかし、フィルターの取り外しができる方の場合、簡単に取り外して洗う事が出来ます。

さて、みなさん、お掃除機能の付いているエアコン、付いていないエアコン、どちらを選びますか？

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